ISDN基本ユーザ・網インタフェース

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  • カテゴリ: AI
  • 投稿日: 2007-03-25 (日) 12:21:02

まとめ

  • TA(端末アダプタ)
    • 非ISDN端末のユーザデータ速度を64キロビット/秒又は16キロビット/秒に速度変換する機能を有する。
    • パケットモード端末側のLAPBと,Dチャネル側のLAPDとの間で,プロトコルの変換を行う機能を有する。
  • NT1
    • 網同期の機能を持っている。
    • TTC標準では,エコーキャンセラー方式%TCM(時分割方向制御)方式を標準方式
    • レイヤ1〜3のプロトコル処理を行っている。(NT2が相当)
    • 具体的な装置としてPABXなどが相当する。 (PABXはNT2)
    • Xシリーズの端末を接続するときは,インタフェース変換を行っている。(TAが相当)
  • NT2
    • NT2はPABX,LAN,端末制御装置等の機能に相当するものである。
  • 同一バス上の複数のTEは,NTからTE側に送出されるDエコーチャネルビットをチェックすることにより,Dチャネルへのアクセス競合が生じたか否かを判断している。
  • TEIが自動割当てのTEは,TEIを取得するために,DLCIのSAPIを63,TEIを127に設定した放送モードの非番号制情報フレームにより網に対してTEI割当て要求メッセージを送出する。
    • TEI(Terminal Endpoint Identifier)/端末終端点識別子
      バス上に接続された端末を識別する。TEIは7ビット。オール1でブロードキャスト。
    • SAPI(Service Access Point Identifier)/サービスアクセスポイント識別子
      • SAPI=63:レイヤ2マネジメント手順
      • TEI=127:放送形式情報転送用
    • TEIの自動付与を行っているのは加入者線交換機である。
  • Bチャネルで伝送できる信号
    • パケット交換のユーザ情報
    • パケット交換の制御信号
    • 回線交換のユーザ情報
    • パケット交換のユーザ情報及びその制御信号
    • 回線交換の制御信号
  • レイヤ1関係
    • TEからの起動手順
    • 平衡型メタリック伝送媒体上で192キロビット/秒の物理的インタフェース速度で双方向通信を可能としている。
  • レイヤ2関係
    • 同一バス上の複数端末が独立にデータリンクを設定し,通信できる。
  • パケット交換モード
    • 呼制御パケットとデータパケットは,Dチャネルで伝送できる。
    • データパケットは,Bチャネルで伝送できる。
    • Bチャネル上でパケット通信を行うとき
      • 1. 始めに発信端末と網間でDチャネルを用いてパケット通信に使用するBチャネルの設定を行う
      • 1.補足 Dチャネル上で回線交換モードの発呼手順を用いて,Bチャネルでパケット通信を行うことを指定する。
      • 2. X.25プロトコルを用いてBチャネル上にデータリンクを設定する
  • 参照点関係
    • ISDN基本ユーザ・網インタフェースの参照点における物理インタフェースの組み合わせのうち,Xシリーズインタフェースの端末を接続する場合の正しい組み合わせ
      • F1.png
      • F2.png
    • 端末設備の接続形態を参照点と機能群とにより標準構成としてモデル化している。
    • 伝送する情報の種別に適合した容量と能力を持つチャネルを規定している。
    • 参照点であるS点とT点はにおけるインタフェース仕様は,原則として同一となっている。
    • 機能群は,各参照点において接続される通信機器の持つべき機能を明確にして組み合わせたものである。
    • 非ISDN端末をISDNに接続するためには,R点においてTAを介して接続する必要がある。このR点はT点が,ユーザと網との境界点である。
    • チャネルタイプやインタフェース構造などのレイヤ1特性は,参照点S及びTにおいて適用される。
  • ポイント・ツー・ポイント配線
    • NT方向からTE方向の各1対のインタフェース線における2線間の極性は,反転してもよい。
    • TEは25メートル以下の長さの延長接続コードを使用することができるが,接続コードの損失を含むNT−TE間の総合減衰量は96キロヘルツにおいてデシベルを超えてはならない。
  • ポイント・ツー・マルチポイント配線
    • 短距離受動バス配線
      • バス配線1に対して端末設備を最大8台接続することができる。
      • 高インピーダンス線路(150Ω)であればNTからの最大線路長は,200m程度である。
      • 低インピーダンス線路(75Ω)の場合は100m程度
    • 延長受動バス配線
      • バス配線1に対して端末設備がn台接続され,かつ,バス配線にランダムに接続できる形態をいい,PBXなどの配線接続に適用される。
      • 500m程度まで延長可能
      • 複数の端末を線路の終端側に集中して接続することが前提
    • TEとバス配線ケーブルの接続用ジャック間との配線では,10メートル以下のTE接続コードを用いることが規定されている。
    • バス配線ケーブルとTEの接続用ジャック間をスタブを介して取り付ける場合,2メートル以上で3メートル以下の範囲1メートル以内のスタブを用いることが規定されている。
    • バス配線においては,ポイント・ツー・マルチポイントデータリンク対応の端末機器を接続することができる。
    • バス配線工事において,複数のモジュラジャック及び複数の端末設備が接続され,始端のモジュラジャックから終端のモジュラジャックまでの配線距離が50メートルを超える配線構成は,短距離バス配線といわれる。
  • バス配線に用いられるISO 8877に準拠した8端子コネクタ(プラグ及びジャック)の端子配置では,4,5番端子がDSU側での送信端子及び端末機器側での受信端子とされている。
    TE3,6送信――→受信3,6DSU
    4,5受信←――送信4,5
  • TTC標準JT−430における宅内配線構成では,2対(4線)のメタリックケーブルを用いたバス配線を基本とし,バス上にJISで決められている8端子のインタフェースコネクタを取り付けるが,通信の送受信用には,インタフェースコネクタの端子(コンタクト)番号3〜6が使用される。
  • 給電方式
    • TTC標準(JT−1430)によると,NT方向からTE方向に通信用電力の供給が行われており,制限供給状態における電力量は最大420ミリワットである。
  • 確認形情報転送手順
    • ポイント・ツー・ポイントリンクを使って通信が行われる。
    • モジュロ128の順序番号を用いた送達確認が行われる。
    • データ伝送でフレームの流量を制御するときは,フロー制御が行われる。
    • ユーザ情報は情報フレームで伝送される。
    • 情報転送時にフレームのTEIの値は,127に設定されている。
  • 中断/再開手順
    • 中断時には,中断呼がそれまで使っていたBチャネルは,開放される。
    • 再開時には,中断時にそれまで使っていた呼番号が再付与される。
  • バス配線の工事確認試験
    • DSUから端末機器までのバス配線TA/TBの配線極性を確認する方法には,テスタの直流電圧測定機能を用いる方法がある。
    • バス配線においてDSUから最も遠い部分には,信号伝送に用いられるTA−TB間,RA−RB間のそれぞれに200100±5オームの終端抵抗を内蔵したモジュラジャックを取り付ける必要がある。
    • テスタを用いて,TA−TB間のバス配線ケーブルの断線・混線試験を行うことができる。
  • バス配線工事時の留意点
    • ポイント・ツー・マルチポイント配線構成でのバス配線においては,ポイント・ツー・マルチポイントデータリンク対応の端末機器を接続することができる。
    • 複数のモジュラジャック及び複数の端末設備が接続され,始端のモジュラジャックから終端のモジュラジャックまでの配線距離が50メートルを超える配線構成は,短距離バス配線といわれる。
  • DSU及びTAの雷サージ故障対策
    • 加入者保安器とDSUとの間に雷防護アダプタを設けるとともに,TAの電源と雷防護アダプタの電源を同一コンセントとする方法がある。
    • 雷防護アダプタ,加入者保安器及び端末機器の接地端子をそれぞれ独立した接地とする方法がある。

出題


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