JIS X 5150

  • ページ: まとめ
  • カテゴリ: 共通
  • 投稿日: 2007-05-10 (木) 00:05:47

まとめ

JIS X5150:2004(ISO/IEC 11801:2002)
構内情報配線システム(Information tecnology - Generic cabling for customer premises)

5.情報配線システムの構造

5.3 配線サブシステム

5.3.4 水平配線サブシステム

水平配線サブシステムは,フロア配線盤から通信アウトレットまでの施設とする。このサブスシステムは次のものを含む。

  • 水平ケーブル
  • フロア配線盤内のジャンパ及びパッチコード
  • 通信アウトレットにおける水平ケーブルの機械的な終端
  • 接続器具を含んだフロア配線盤における水平ケーブルの機械的な終端,例えばインタコネクト又はクロスコネクト
  • 分岐点(任意追加)
  • 通信アウトレット

ワークエリアコード及び機器コードは,端末及び伝送機器をそれぞれ配線サブシステムに接続するために使用されるが,それらは応用システムの一部であって,配線サブシステムの一部ではない。水平ケーブルは,分岐点がなければフロア配線盤から通信アウトレットまで連続でなければならない(5.7.6参照)。

5.3.5 設計目標

水平配線は,現行及び今後現れる応用システムに最大限対応でき,長期間使用できるように設計するのが望ましい。これによってワークエリアの混乱及び再配線によるコスト増を最小限に抑える。

ビル内期間配線は,情報配線システムの全寿命期間に対して設計するとよい。しかし,特に良好な配線経路があるところでは,現行及び予測できる応用システムの要求事項に応じる短期間対応の設計を採用するのが一般的となる。構内幹線配線の設計には,特に配線経路が制限を受ける場合には,ビル内幹線配線より長期的な対策が必要となる。

5.7 設計

5.7.5 通信アウトレット(TO)

  • 5.7.5.3 複数利用者通信アウトレット(MUTO)
    オープンオフィス環境では,一組の通信アウトレットは,一つ以上のワークエリアに機能を提供してもよい。
    施工トポロジは,7.2.2.2(平衡配線用)及び8.4(光ファイバ配線用)で示されたオプションから選択されなければならない。
    このような通信アウトレットの組を,複数利用者通信アウトレットという。
    複数利用者通信アウトレットが使われるところでは,次の追加要件を満たさなければならない。
    • a) 複数利用者アウトレットは,開放型のワークエリアにおいて,各ワークエリアグループに少なくとも一つは割り当てなければならない。
    • b) 複数利用者通信アウトレットは,最大で12のワークエリアに対応するよう制限されるのが望ましい。
    • c) 複数利用者通信アウトレットは,建物の柱又は壁面のような恒久的で使用者がアクセスしやすい場所に配置することが望ましい。
    • d) 複数利用者通信アウトレットは,支障となるような場所に取り付けてはならない。
    • e) ワークエリアコード,パッチコード及び機器コードの性能寄与分は,6.(平衡配線用)及び8.(光ファイバ配線用)のチャネルの必要要件が,確実に満たされるように考慮されなければならない。
    • f) ワークエリアコードの長さは,ワークエリアでのケーブルの管理を確実にするために制限されることが望ましい。

5.7.6 分岐点

ワークエリア内での通信アウトレット(TO)の移動の柔軟性が要求されるオープンオフィス環境では,水平配線のフロア配線盤と通信アウトレットとの間に分岐点を設置するとよい。
一つのフロア配線盤(FD)と他のどの通信アウトレット(TO)との間においても,一つの分岐点が許される
分岐点は,受動的な接続器具だけで構成されなければならず,クロスコネクト接続として使ってはならない。

7. 平衡ケーブル配線設計基準

7.2 平衡配線

7.2.1 一般

配線設計は,20℃での要素の性能に基づく。ケーブル性能への温度の影響は表21及び表22に示すように長さの軽減によって考慮しなければならない

カテゴリの違うケーブルと接続器具とが,一つのチャネルの中に混在するかもしれないが,配線性能は最も低い性能要素のカテゴリで決定される

7.2.2 水平配線

  • 7.2.2.2 構成
    • 一般制限事項
      • チャネルの物理長は,100mを超えてはならない。
      • 水平配線ケーブルの物理長は,90mを超えてはならない。(H17/2nd/DD1/技/Q4/4)パッチコード,機器コード及びワークエリアコードの合計長が10mを超える場合,水平配線ケーブルの許容物理長を減らさなければならない。(H18/2nd/AIDD/技/Q8/5)
      • CPは,フロア配線盤から少なくとも15m以上離れた位置に置かなければならない。
      • 複数利用者TOが使用される場合には,ワークエリアコードの長さは,20mを超えないのがよい。
      • パッチコード及びジャンパの長さは,5mを超えないのがよい。

7.2.3 幹線配線

  • 7.2.3.2 構成 図13
    • 一般制限事項
      • チャネルの物理長は,100mを超えてはならない。
      • チャネル内で四つの接続点がある場合には,幹線ケーブルの物理長は少なくとも15mにすることが望ましい。

9.ケーブル要件

9.2 平衡ケーブル

9.2.2 追加要件

  • 9.2.2.2 平衡ケーブルの機械的特性

表25

ケーブル特性単位要件
1.1導体の直径mm0.4 〜 0.8
1.2心線の直径mm≦1.6
1.3幹線ケーブルの外径mm≦90
1.4機械的,電気的劣化がない温度範囲施工時:0〜+50
動作時:-20〜+60
1.5最小曲げ半径(施工後)直径6mmまでの4対ケーブルは25mm
直径6mm以上の4対ケーブルは50mm

10. 接続器具の要件

10.2 平衡配線の接続器具

10.2.6 施工

  • 施工器具は,ケーブルを接続器具に終端することによって生じるより戻し長ができるだけ短くなるように設計されていることが望ましい。
  • 終端位置からケーブルシースの端までの対の露出した部分の長さは,最小にすることが望ましい。
  • さらに,ケーブルシースを切り裂き,取り除く長さは,終端及びトリミングに必要な長さだけにしておくことが望ましい。
  • これらの推奨事項は,終端が伝送性能に与える影響を最小にするためにあり,ケーブル又はジャンパ構造のより長を制約しない。
  • H18/1st/DD1/技/Q4/3で,

    JIS X 5150構内情報配線システムの規格では,カテゴリ5以上のUTPケーブルを用いたLANの配線工事においてケーブルのより戻しを行う場合,ケーブル端は,13ミリメートルを超えないことが望ましいとされている。

    と,出題されているが,JIS X 5150:2004にはその規定がない。

10.3 光ファイバ接続器具

10.3.5 光ファイバ配線の接続

  • 10.3.5.1 一般
    • TO及び配線パネルの配線側において,最大の柔軟性を確保するため,光水平ケーブル及び光幹線ケーブルの終端部に,単心コネクタを使用することを推奨する。(H18/1st/DD1/技/Q4/1)
    • ワークエリア又はTOのパッチ側及び配線パネルでは,2つの光ファイバ伝送システムの送信及び受信用光ファイバの正しい極性を維持し,一方で,なおも別の光ファイバ対を使用する伝送システムを設けることができる。(H18/1st/DD1/技/Q4/1)
    • 配線盤で,このことを実現するには,できるだけIEC 60874-19-1又は他の適用できるIEC標準によって規定されているような適切な間隔及び位置を維持する2心アダプタで行う。

附属書B(規定)試験手順

B2 チャネル及びリンクの性能試験

  • 附属書B表1は,各チャネル又はパーマネントリンクで実施される試験項目を“I”(参考)又は“N”(規定)に区別して示す。測定されたパラメタから計算によって算出されたパラメタは,“C”と示す。“I”で表示された試験は,受入れ試験の一部として実行してよい。“N”で示された試験は,受入れ試験又は適合性試験の一部として実行しなければならない。
  • 附属書B表1 受入れ試験,適合性試験及び基準試験における銅及び光ファイバ配線の配線特性(抜粋)
    光ファイバの配線特性試験
    受入れ適合性基準
    光減衰量
    マルチモード帯域幅
    伝送遅延
    長さ
    極性の保持及び接続

10.2.6 H18.1.DD1.Q4 (3) JIS X 5150構内情報配線システムの規格では,カテゴリ5以上のUTPケーブルを 用いたLANの配線工事においてケーブルのより戻しを行う場合,ケーブル端は,(ウ) ミリメートルを超えないことが望ましいとされている。

  1. 13
  2. 25
  3. 35
  4. 50

H18.2.DD1.Q4. (5) JIS X5150:2004構内情報配線システムの平衡ケーブル配線設計基準では,分 岐点は,フロア配線盤から少なくとも,(オ) メートル以上離れた位置に置かなければな らないと規定されている。

  1. 11
  2. 13
  3. 15






e-Words
トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新 リンク元   ヘルプ   最終更新のフィード
Last-modified: 2010-02-25 Thu 22:55:48 JST (3570d)
Valid XHTML 1.1